ブルーチップ ベトナム投資ニュース

この発表に対し、ベトナムの景気対策について、
関係者らの評価はあらためて高いものである。

Nguyen Tan Dung 首相は、5000人の投資家を前に
「景気刺激パッケージは、
ベトナム経済によい影響を及ぼしており、
第2四半期の成長率は第1四半期より高いと確信する」
と前向きな姿勢を示した。

この8億USDの増資計画の発表について、
多くの経済専門家は、
鋭くタイムリーな政策であるとしている。
ただし、政府が国会に報告する前に決定したという点について、
この計画が国会で承認されるかといった懸念も表している。

計画投資省－Vo Hong Phuc大臣は、
政府は、2008年度から2009年度第1四半期の
経済計画とその実施状況を確認、
そのうち、2009年第1四半期の予算に問題があり、
その問題について、次の会議で提議するとしている。

さらに、Phuc大臣は、
3月20日の国会常務委員会での質問において、
「国会はよく議論せず、もし景気刺激策が
5月20日の会期で保留されたら、
鋭くタイムリーという点がなくなる。
一方で、政府も国会にあらためて報告し、
国会もまた、この問題を検討すべき」と述べた。

またPhuc大臣は、施策の効果を評価する上で、
どのような効果があったかを証明するについて、
実施から一定の時間を待ってないと、
完全に確定することはできないものの、
政府の総合的な政策により、
2009年度第1四半期である程度の効果が表れる
可能性があるとしている。
その上で、主要な要因はそう多くはなく、
世界経済に関連したものであり、
2009年度第4四半期までには結果が出るだろう、
としている。