« ベトナムの小売業 スーパーマーケットやショップの今 | メイン | ハノイ市  110万人の所得税納入番号発行を急ぐ »

2009年06月30日

ベトナム最大の水産輸出市場はEU


ベトナムの水産輸出総額は年内に13億ドルに達し、
年間目標の10億ドルを上回る可能性がある。


農業農村開発省によると、6月の水産輸出額が3億2000万ドルとなり、
年初6ヶ月の総額は約17億ドルで、前年同期の11%以上となった。

ベトナム最大の水産輸出市場はEUで、輸入額は3億5700万ドル。
全体の26%を占めており、次に輸出が多いのは日本となっている。

主な輸出商品はTra魚とBasa魚で、EU、アメリカが最大輸出市場である。
2番目に多い海老は日本へ輸出、ロシアはTra魚、Basa魚の
調達需要が大きく、多様化している。
年内に水産輸出総額が約13億ドルに達し、
年間計画の10億ドルを超える可能性が出てきた。

ただ、農業農村開発省によると、国際経済衰退の影響により、
水産輸出価格が下げられ、最近では販売が厳しくなっている。

マグロ等の輸出額が大きい商品についても、
中国の捕獲禁止令により、産量が激減。
マグロの輸出量はわずか18,300トンとなっており、
前年同期より18,300トン減、輸出額も23%減となった。

水産物の加工、販売の不振は年末まで続くと予想され、
輸出市場だけではなく加工用材料の供給源にも影響が及んでいる。
このため、水産輸出額は昨年の45億ドルから
-15%~ - 20%になる可能性がある。



Vneconomy.net  2009年6月29

« ベトナムの小売業 スーパーマーケットやショップの今 | メイン | ハノイ市  110万人の所得税納入番号発行を急ぐ »

    ・本資料に記載された情報の正確性・安全性を保証するものではなく、
     万が一、本資料に記載された情報に基づいて
     皆さまに何らかの不利益をもたらすようなことがあっても 、一切の責任を負いません。
    ・本資料は情報提供のみを目的として作成されたものであり、
     投資その他何らかの行動を勧誘するものではありません。
    ・本資料の全部または一部を無断で複写・複製することを禁じます。