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2009年07月06日

ベトナム 魅力的な投資環境と評価


ベトナム投資環境・展望に関する調査に参加した企業の
3分の2はベトナムの投資環境が
他の国より魅力的であると評価した。


Raul T.Falcon- P&Gインドシナ地域担当社長は
ベトナム投資規模を拡大するとした。

「P&Gは2009年中に、シャンプーと掃除用素材の
生産チェーン規模を15%~20% 拡大する計画がある。
他にも、ベトナム市場に商品を供給するために
大規模な販売センターを投資建設する予定。
また、年内にベトナムで2つの生産分野を追加、拡大する予定。」

同様の観点を持つNestleは、
ベトナムにおける投資生産計画を発表。
Paul Bulcke-Nestléグループ社長によると、
1995年から2009年まで、同社はベトナムへの投資資金を、
2500万ドルから7500万ドルと大幅に増資した。

今年、Nestleは920平米の醤油生産工場に
新たに500万ドルを投資、140名の労働者を雇用する予定。
さらには、ミネラルウォーター工場の生産能力を上げるために、
600万ドルを追加で投資する予定。

つい先日、ドイツのDHLは
ベトナムとの合弁会社に1000万ドルを追加出資すると発表。
Sam Ang-DHL南アジア担当社長によると、
今後5年間に1000万ドルを追加投資することを決定した。
今回の追加投資の理由は3つ。
①ベトナムはDHLを始め、ドイツの投資家にとって
親善な投資地であるため
②DHLはベトナムの成長率に対して深く印象付けられているため
③ベトナム政府が経済危機を乗り越えるために
自信を持って積極的に指導したことであるため

上記の案件は投資規模は大きくないが、
反応が良いと評価されている。
世界で大手郵送会社がベトナムのサービスインフラに投資すること、
特に現代的な通信技術サービスを導入して
世界中のネットワークと繋がることにより、
DHLの顧客(多くがEUの大手企業)が
安心してベトナムに投資する。
さらに、ベトナム繊維をメインに輸入している大手外国企業も
郵送の質及び郵送時間について信頼を寄せている。



Infotv.vn 2009年7月6日

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