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2009年07月25日

外国への投資は多様的なチャンス


アメリカ、オーストラリア、EU、日本、シンガポールは、
ベトナム企業の投資注目市場となっている。


ベトナム企業による一列の外国への大規模投資案件は、
計画投資省投資局に提出された。
主にアメリカ、EU、日本、シンガポール、
オーストラリア等の国への不動産、鉱山開拓、農林水産の加工、
ソフト加工等の分野への投資案件である。

ベトナム企業の投資の目的地及び分野が大きく変わって来ている。
ベトナム企業は経済危機の中、柔軟的な投資チャンスを利用している。
ベトナム企業の財政力も良いと評価されている。

特に、アメリカ市場はベトナム企業にとって一番の投資注目地になっている。
不動産、ホテル、観光、水産加工等の案件が多く出ている。
多くのベトナム企業は経済危機の状況を利用しアメリカにおける
ホテル、リゾート、オフィスビルを魅力的な価格で購入している。
そのほか、有効的に活動された案件も増資を始めた。
年初6ヶ月で外国への投資案件の増資申請資金は約2億ドルであり、
この6ヶ月の外国への投資総額が15億ドルになり、
今まで一番高い投資資金である。

伝統的な市場であるラオスについては、
今までベトナム企業は主に鉱山開拓、植林分野にしか投資しなかったが、
年初6ヶ月でサービス分野への投資も増加し、約60%である。
ベトナム企業が注目しているサービスは宿泊、ホテル、ゴルフ場等である。

ただし、全体的にはベトナム企業の外国への投資案件の規模はまだ小さく、
一件当たり平均120万ドルである。
ヨーロッパ等の大市場ではベトナム投資案件は主に
単純で付加価値の低い分野である。
外国におけるベトナム企業の能力と威信を通じ、
ベトナム国内で活動する企業を外国市場と接続する目標は
実現されるまでまだ遠い道のりである。

さらに、ベトナム国内でもまだ様々な問題がある。
特に、開発のための連携・支援の弱みである。
そして、ベトナム企業が多数進出している市場で
様々の複雑な問題が発生する。
ベトナム企業間の競争はベトナム企業の姿を悪くすると共に、
ベトナム企業の投資に対し影響を与える。

計画投資省からの情報によると、
ベトナム企業が向いている大市場に関する情報の提供計画は
政府の外国への投資促進計画の一環として立ち上げている。
ベトナム企業の外国への投資に関する政府議定No.78/2006/ND-CPも
投資手続きを簡易化する傾向で修正され、今年末に発行される予定。
同時に優先投資分野、優先市場、外貨管理の規定の修正も検討される予定。



投資紙 2009年7月24日

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