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2009年07月27日

低コスト武器に中国に注ぐ生産国家へ


昨今中国に工場を持つ外国企業は、
リスク分散及び、生産経費の増加から、
中国の他に第2の生産国を
探さなければならない状況になってきている。


ベトナムは政治情勢も安定しており、
生産コストも低く抑えられることから、
アジア企業(日本、韓国、台湾、中国)にとって
良き生産国として選ばれてきた。

これはStandard Chartered Bankの
東南アジア地域研究部長Tai Hui氏の分析である。

ただ、今後更なる発展を遂げるためには、
外国投資家の需要に対応できるインフラを整備しなければならない。
現在のインフラ状況では、昨今の急速な発展と、
運輸需要にはとても対応できない。

工業生産の他、農業もベトナムの主要分野であり、
経済成長を引上げるとして期待されている。

インフレは現在、低く抑えられる傾向である。
これはこの一年に渡り高い公定歩合を維持した結果である。
国内経済の成長により、金利の切下げに関する調整は
今後少なくなることが見込まれる。

ただ、今後年末までインフレに変動がない限り、
公定歩合の引き上げ等緊急措置は取られない。
従って、公定歩合7%は引き続き
年末まで維持される模様。



サイゴンマーケティング 2009年7月27日

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