ブルーチップ ベトナム投資ニュース

これらの情報は
計画投資省外国投資局により発表されたもので、
今年の投資申請額は
前年同期の10.8％程度にしか相当しないが、
新規投資申請額は48.2億USDと
現在の経済状況下においては
まずまずの成績といえる。

年初8カ月で149の案件が増資申請し、
その増資申請額は48.2億USDと、
前年同期より3.8％増加した。

また、年初8カ月の
新規投資申請額と増資額は
104.53億USDに達し、
前年同期の18.4％である。

投資分野別に見ると
FDI企業にとって、
在住サービス、飲食サービス分野は
最も関心が高い分野であり、
新規投資および増資額は45.6億USDに上る。

そのうち、新規投資案件は20件、
投資申請額は7.55億USDである。
一方、増資案件は3件しかないが、
増資額は38億USDと大きく、
この分野への投資資金の83.3％を占める。

次に、加工工業分野、製造分野は
外国投資家が得意とする分野であり、
年初6カ月の投資申請額は23.2億USDに達し、
不動産分野への投資を超えた。
また、そのうち
17.4億USDが新規投資で
新規投資案件には、
China Steel Corpグループ（台湾）と
住友金属（日本）などが、
鉄生産案件として、11.48億USDを投資する。

続いて、不動産営業分野に対して、
18.7億USD投資申請がされている。

このような中、
台湾は、2000件の有効案件、
申請額212億USDと
最大の対ベトナムFDI投資国である。
次いで韓国の2,254案件、
投資申請額211億USDで、
マレーシア、日本、シンガポールが
それに続いている

また、年初8カ月での
FDI実施額は65億USDで、
前年同期の91.5％に相当するが、
ベトナム政府は、2009年の実施額を
90億USDと計画しており、
現時点において、外国投資案件は
計画通り実施されている。