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2009年08月27日

ソフト分野企業の64% 今年は成長率低下


これは、2009年8月24日、
ベトナムソフト企業協会(Vinasa)により
初めて発表された
ベトナムソフト工業調査報告書に掲載されたデータである


今回の調査対象になった145社中
19社は外国投資関係企業である。
調査結果によると、
36%の企業は2008年と同等の成長率を維持する反面、
64%の企業の成長が鈍化し、
そのうちの12%は財政状況が極めて困難な状況に
追い込まれる可能性があるという。

ソフトウエア企業の成長率が低下する原因は
主に世界的な経済危機により
外国からの注文が大幅に減ったことことにある。

ただ、Vinasaの分析によると、
ベトナムのソフトウエア企業の発展を
阻害する大きな要因は
人材不足であるとし、
ベトナム国内では、
ソフトウエア分野の発展に対して
人材育成や供給が対応できない状況で。
特に、外国のパートナーと
コミュニケーションできる
外国語能力を持つ人材が
極めて不足する状況である。

そのほか、企業の発展に影響を与える要素として
IT技術、著作権保護、資金、商標、
政府の支援政策、国家的規模の発展計画、
IT研究関連の開発予算等が上げられる。

さらに、政策に対するソフトウエア企業や
ITに関連した情報も十分とはいえず、
多くの重要な政策が
企業まで伝わっていない状況である。

Vinasaの調査によると、
ソフトウエア企業の多くは
設立されてから10年ほどの
資本規模が小さい企業が大半である。
具体的には、調査対象企業の82%は
資本金が250億VNDであり、
資本金80億VNDの企業は65%、
2000年以前に設立された企業は
24社と全体の17%を占める程度である。



Vneconomy.net 2009年8月26日

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