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2009年08月27日

公定歩合 引き続き現状を維持


公定歩合 引き続き現状を維持
Nguyen Van Giau-ベトナム国家銀行総裁は
2009年8月26日、決定No. 2024/QĐ-NHNNに署名、
これにより公定歩合が現状の年間7%で維持される。


同決定は、2009年7月30日付決定の
ベトナムドン公定歩合に関する
No.181/QĐ-NHNNの代わりのもので、
2009年9月1日より有効になる。
これに伴い、各商業銀行の貸出金利は
引き続き年間10.5%以下で維持される。

国営商業銀行セクターの
ベトナムドンの短期貸出金利が
年間8.5%~10%、
中長期の金利が
年間10%~10.5%である。

また、民間商業銀行セクターでは
ベトナムドンの貸出金利は
年間10%~10.5%が適用されている。

そして、消費需要を対象とした貸出金利や
クレジットカード使用を対象にした貸出金利は
年間12%~16.5%である。

現在、各銀行は、
競合他社を意識し、
ベトナムドンの預金金利を上げている。
例えば、サイゴンバンク(SHB)は
ベトナムドンの預金金利を
年間0.2%~0.7%に引き上げたばかりである。
具体的には、サイゴンバンク(SHB)は
個人顧客に対して
期限がそれぞれ1週間、2週間、3週間の金利を
年間7.2%、7.5%、8%に、
企業に対しても同様に
それぞれ年間7.2%、7.5%、8%に引き上げた上で、
期限1カ月、2カ月期限の金利を
年間8.4%、8.5%に、
同3カ月、4カ月期限の金利を8.7%に、
同5カ月の金利を年間8.75%に、
同6~60カ月の金利を年間8.85%に
それぞれ引き上げた。

専門家業界によると、インフレ抑制のために
国家銀行は1年前に銀行の資金調達活動に関して
管理を厳しくしたため、
各行は流動性改善のため
預金金利を引き上げる必要があったが、
現時点では生産活動が回復傾向にあり
各行は生産活動に対する貸出資金準備を目的として、
流動性確保を念頭に置いて預金金利を引き上げている。

また、現時点から年末にかけて
ベトナム経済は安定的に発展すると予想され、
資金貸出活動が銀行収益の半分以上を創出すると思われ、
一方で、証券、金、外貨への投資活動は
それほど大きな利益は見込めない。



InfoTV 2009年8月26日

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