ブルーチップ ベトナム投資ニュース

アジア開発銀行（ADB）による
経済危機の影響克服に対する
5億USDの支援交渉が間もなく完了する。
特別な変更がない場合、
10月には双方が資金借款協定を締結し、
締結の1カ月後に同資金が供給される。
これにより、ベトナムに対して、
経済成長支援の重要な資金が
追加供給される。

現時点まで、資金の実施計画は
まだ発表されていないが、
計画投資省対外経済局によると、
首相の指導により、ADB借款の一部は、
投資資金の回収できる可能性のある
交通インフラ整備計画（高速道路、港、空港等）、
企業などに貸し出される予定である。

また、ADB借款に関して
当初、情報が公表された後、
各商業銀行や各地方から
資金借入申請案件が続々と提出され、
その数は現時点まで約150案件に上る。

このうち、資金借入の重要性が極めて大きく、
投資資金額5億USD以上の
20案件だけが選定されたが、
そのうちの半数が交通案件である。
ただし、資金の実施計画に関する
正式な決定はまだ出されていない。

この問題について、先週末、首相は
ベトナム国家銀行、財務省、計画投資省に対し
実施方法を相談、早期に報告することを求めた。
同借款は、投資開発銀行（BIDV）に貸し出されるが、
BIDVは、適切な案件に対して貸し出す方法について、
各関係機関と協議する必要である。

ADB借款は、5年期限、特別延長期限3年の
短期借金で、
各国に対して、経済危機の影響を克服するため
ADBが支援するもので、
早期に実施することが当面の目的である。

現在、ベトナム政府は
世界銀行（WB）とPRSC8政策支援方式で
3.5億USD規模の支援策について
交渉することが重要である。
投資紙によると、日本政府も
ベトナム経済活性化のために
1.5万～2万USD規模の
支援を行う可能性が高い。
ただ、これらの交渉の最終結果は
まだ出ておらず、
年末までにこれらの借款が締結される予定。

従って、各計画が順調に行われた場合、
ベトナムは追加で10億USDの支援が受けられる。