ブルーチップ ベトナム投資ニュース

DPMも1.17兆ドンの黒字となる見込みで、
この利益を今後の重点案件に投資する予定としている。
PVFCは、税引前利益が6,400億VND、
計画の142.2％を達することを発表した。
これら上場企業の業績は、第2四半期の頃と比べても、
大きな変動はない。
以前、PVFCの税引前利益は計画の113％であったし、
HPGの税引後利益も計画の74％を既に達していた。

専門家は以前、上場企業の第3四半期は、
第2四半期より困難になる、との予測を立てていた。
理由は、政策による支援が受けられないためで、
それによって、第3四半期の企業利益は軽く減るが、
第4四半期には増加を始める、としていた。

現在、見通しが明るいのは、工業、建設、建設資材、不動産の各分野だ。
そんな中で消耗品分野も、経済回復により様々な利益を得ている。

不動産株式が上昇を続けている。
中でも、HAG, SJS, DIG, NTL等の銘柄が安定的に上昇しており、
取引量も大きい。
この1ヶ月で、HAGは50％、DIGが75％、
SJSが30％それぞれ上昇している。
しかし、VN-Index自体の上昇率は20％に留まる。
不動産分野では、土地価格が上昇傾向にあり、
第3四半期は良い業績を残した企業が多かった。
さらに、年初からの需要引き上げ政策の大きな恩恵も受け、
最近では、大規模案件の発表が増えてきている。

銀行分野については、時価総額が大きいこともあり、
株価変動の具合は、他分野とは異なる。
そのため、現時点で銀行株式は、投資家にあまり注目されていない。
STBは、年初8ヶ月の税引前利益が1.177兆ドンに達すると見込まれている。
8月の利益は7月同様1,360億VNDで、
年初から大きな変動はない。
上半期には政府の金利支援政策が適用されていたため、
証券投資への利益、財政投資準備資金の回収は大きかった。
しかし、この2ヶ月、これらの収入は減少傾向にある。
貸出資金の成長率は、以前より厳しく監査されており、
消費に対する貸出と、短期資金調達活動への制限が、
銀行の第3四半期の業績に、影響を与える模様だ。

証券分野の株式は、再び上昇傾向にある。
BVSCの分析によると、市場が楽観的に変動すれば、
投資家はまた、証券株式に関心を示すようになるだろう。
また最近、市場の上昇傾向は強まっており、
証券会社の業績にも期待が高まっている。

その他、KDC、NKD、BBC等お菓子製造会社も、
中秋時期の売上が伸びるため、業績良好が予想される。
またいくつかの企業は、財政投資活動による利益も得ている。