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2009年10月01日

大規模投資家誘致のために市場規模拡大


ベトナム証券市場は
この9年間でかなり発展した。
2000年当時の上場会社2社から
現在、HOSEとHNX合わせて
上場会社の400社になった。


積極的な変動もたくさんあったが
多くの問題も解決された。

ただ、ベトナム証券市場について、
外国投資家は以下の点について
いまだ懸念している。

①アジア地域の他の国と比べて
ベトナム市場の時価総額はまだ小さい。
この問題を解決するために
ベトナム政府がMobileFone、
農業農村開発銀行等の
民営化を促進する必要があり、
これら企業における国有率を
51%に引き下げるべきである。

②外国投資家の所有率の制限を
慎重に検討する必要である。
ベトナムの銀行や各金融機関における
外国投資家の所有率は厳しく制限されている。
政府は未上場、もしくは上場銀行に対して
同様な所有率を規定するべきである。

③証券取引番号の登録など
法律的な手続きがまだ複雑すぎる。
そのほか、機関投資家が
複数の証券会社で
口座を開設できることが重要である。

最近、ベトナムでは
専用の債券取引システムが稼働した。
ベトナム債券市場を開発するために
ベトナム政府が年度計画の透明性を改善し、
これにより、投資家が
債券の供給源に関する各種の情報を
入手できるようになる。



証券投資紙 2009年9月30日

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