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2009年10月13日

国営企業 外国投資家に不人気の理由


法律枠組みの複雑さ、経営環境の悪さ、情報の不透明性などにより、
ベトナム国営企業の民営化に対する、
外国投資家の関心は段々と薄まっている。


上記は、多くのベトナムと外国投資ファンドの意見である。

Le Song Lai-ベトナム国営資金投資運営会社(SCIC)
代表取締役副社長は、
多くの投資家が、民営化や上場を果たした国営企業に対し、
出資をしたくない状況になっているという。

Nguyen Dinh Cung-中央経済研究所副所長は、
この状況の理由について、
法律の枠組み、必要情報の不足、規定の複雑さ、などが上げられるとした。
その他、国営企業の営業環境は、昔から独占的で、
Lai氏によると、経営力の弱さも、M&Aに影響しているという。
今まで、外国投資家とSCICの間で実施された
各M&A案件が、楽観的な結果を出してきた。

企業法によると、
2010年7月1日までに国営企業は、
全て株式会社か有限会社に変更しなくてはならない。
しかし今年10月までで、まだ1,500社の
100%国営会社が変更できない状況である。(出典:ベトナム計画投資省)



サイゴンエコノミックスタイムズ 2009年10月12日

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