ブルーチップ ベトナム投資ニュース

10月の輸出額は9月より大幅に増加、
45億4400万USDから47億5000万USDに増加したが、
この間の輸出が減少しており、
今年度の輸出計画を達成する可能性が低くなった。

10月のベトナムの輸出額は463億3600万USDにしか達せず、
前年同期より13.8％減となった。

このうち、国内セクターの輸出は8.7％減らしたが、
外国セクターの輸出は前年同期より18％減となった。

輸出額は前年同期より増加し、宝石と貴金属の輸出額が
最も大きく、26億7800万USDとなり、
前年同期より269.3％増加した。
ただ、これらの商品の10月の輸出額は
わずか2600万USDだった。

キャッサバ関連の商品の輸出が伸び、
10月に4億8900万USDに達し、
前年同期より59.6％増加した。

胡椒、お茶、果物を除き、他の輸出商品の輸出額は
前年同期より減少。最も減少した商品は原油で、
53億7600万USDの輸出で、前年同期より43％減となった。

次にゴム（41.2％減）、陶器（26％減）、電気ケーブル（24.8％減）、
ガソリン・オイル（20.8％減）、コーヒー（17.3％減）等が
輸出減となった。
コメについては輸出量が32％増加したが、
輸出額は7.8％減となった。

10月の輸入額が66億5000万USDに達すると予測され、
年初10ヶ月の輸入額は551億1900万USDとなり、
前年同期より21.7％減らした。

年初9ヶ月の輸入超過額が大幅に増加し、87億8300万USDに達したが、
これは調整可能な範囲内であった。
計画投資省によると、今年の輸入超過額は110億USDに達すると予測され、
輸出額の16.5％に相当する。