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2009年11月05日

企業労働者の最低給与を引き上げ


2010年1月1日より、
国営企業で働く労働者の給与が
現在の8万VNDから18万VNDに
引き上げられる予定である。
また、外国投資資金を有する企業の
労働者の給与も
8万VNDから14万VNDに
引き上げられる予定である。


新たに発行された
政府議定No.97と議定No.98によると、
企業の労働者の給与は
地域の給与と生活水準に基づいて
4地域に分けられた。
国営企業の最低給与が
より大幅に引き上げられたが、
額ではFDI企業よりまだ低い。

具体的には、国営企業の最低給与が
4地域別にそれぞれ
98万VND(現在より18万VND増)、
88万VND(同14万VND増)、
81万VND(同12万VND増)、
74万VND(同8万VND増)となる。

一方、FDI企業の最低給与は
4地域別にそれぞれ
134万VND(同14万VND増)、
119万VND(同11万VND増)、
104万VND(同9万VND増)、
100万VND(同8万VND増)となる。


最低給与は、一般の就職環境で
単純な仕事をする一般労働者に支払われる。
企業内訓練や自己訓練といった
職業訓練を終了した労働者に対する給与は
最低給与より少なくとも7%は高い水準となる。

現在、ベトナム全国では
約1,000万人の労働者が企業で働いている。
そのうちの150万人はFDI企業で働いている。
ただ、最低給与の増加は
労働者全員の所得が上昇することを意味しない。
現在、人材の需要に対応するため、
多くの企業が規定の最低給与より
高い給与を支払っている。
だが、企業は社会保険費、健康保険費を
より大きく払わないといけないのである。

国家予算から給与を得ている人に対する
最低給与について、
Hung副首相が2010年5月1日から
12.3%引き上げることを指導した。
現在、一般の最低給与が月65万VNDであるため、
公務員の給与が8万VND増加する。



Vneconomy.net 2009年11月4日

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