ブルーチップ ベトナム投資ニュース

この数字は2009年11月30日に
財務省により発表されたものである。
具体的には73万口座中18万口座が
2008年末から現時点までに
開設されたものである。
この増加率は
ホーチミン証券取引所の
9年間の活動において
記録するべき数字である。

そのほか、現在、市場では
証券会社105社、
ファンド管理会社46社、
外国投資ファンド382、
証券保全銀行8社がある。

2009年11月11日までに
ハノイ証券取引所と
ホーチミン証券取引所とで
上場会社は415社に上る。
それらには、
ベトナム経済で重要な役割を持つ
大企業も少なくはない。

特に、現在、
市場の時価総額は669兆VND
（390億USD相当）であり、
2008年のGDPの55％に相当する。
また、2008年末の時点の225兆VNDと比べて
市場の時価総額は約3倍となった。

財務省の分析によると、
最近、株価は頻繁に変動するので、
投資家が積極的に株式を売買せず、
証券市場がいまだ
長中期的な資金調達の役を果たしていない。

債券市場について、財務省は
2009年での債券発行を通した
資金調達の圧力と需要が大きいと考える。
具体的には、調達需要が約200兆VNDで、
その内訳として
国庫126兆VND、
ベトナム開発銀行40兆VND、
社会政策銀行10兆VNDなどがある。
ただし、2009年10月末までに
発行された国債は約20兆VNDで
計画の14％にしか達しなかった。
そのうち、国庫を通じて発行された債券は
14.470兆VND（計画の10.3％）、
ベトナム開発銀行が4.6兆VNDを発行した。

一方、外貨債券発行に関する
2009年2月13日付の
首相決定No. 211/QĐ-TTgを実施した結果、
今まで、財務省が4.7億USDを調達した。

また、政府保証により発行された債券は
約2.7兆VNDで、そのうち、
ベトナム高速道路（VEC）が
6,170億VND、
社会政策銀行が2兆VNDを
それぞれ発行した。

このほか、社債の発行について、
2009年10月に
国営企業セクターが企業債券の発行により
11.3兆VNDを調達した。

財務省によると、
債券市場を通じて資金を調達することは
まだ制限されており、
債券市場の規模もGDPの16％しか占めない。
このように、国債発行を通じた資金調達は、
まだ、実際の需要や状況にマッチしていない。
そして、国債の流動性も制限されているため、
債券としての価値も確立されていない。