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2009年12月04日

偽情報飛び交う金融市場


証券投資業界に真偽の定かでない噂が流れるのは常のことだが、
現在、その勢いは金融分野にも飛び火し、
市場の混乱を招き、政策実施にも悪影響を及ぼしている。


金融政策の調整(公定歩合と為替レートの調整)から一週間が経ち、
金融市場に関する噂が、驚くべき勢いで広がっているという。

Nguyen Duc Huong-
Lien Viet銀行株式会社(LienVietBank)代表取締役社長は、
「政府が商業銀行に対し、資本金50%で国債を購入させる」ことや
「国家銀行がじきに準備資金率を引き上げる」こと、
「国家銀行が100万ドンの新札を発行予定」などの噂を
同時に耳にしたという。

Nguyen Ngoc Bao-国家銀行通貨政策局長は
「市場に広がる国家銀行に関する噂は全て偽りである。」
と強く念押している。

また、国家銀行のHPにも
「現在、国家銀行が、
公定歩合と準備資金率を更に引き上げるという噂が発生しているが、
それは偽の情報である。現時点で上記数値を調整することは計画していない。」
との文書が掲載された。

経済公安も噂の出所の調査を始めており、
投資開発銀行(BIDV)等の金融機関も沈静化に乗り出している。

国家銀行は今後、
各商業銀行が外貨資金を充分供給できるようにするため、
外貨準備資金率を7%から3~4%に引き下げる可能性があるという。
すでに悪影響が懸念される噂は下火になりつつあるが、
まだ、徹底的に処分されてはいない状況だ。



Vneconomy.net 2009年11月04日

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