ブルーチップ ベトナム投資ニュース

12月1日より公定歩合が年間8％になった。
新しい公定歩合制度を適用した1日後、12月2日に
商業銀行が一斉に預金金利を上げた。

同日の12月2日、国家銀行は
10.5％以上の預金金利制度を適用している銀行に対して
全面的に監査することを正式に知らせた。
国家銀行によると、全体で安定した金利制度を確保するため、
各商業銀行が最高のVND預金金利を年間10.5％以下で
実施する必要がある。
10.5％以上に引き上げたことは市場全体の安定性を崩す。

12月3日の午後、Nguyen Ngoc Bao－国家銀行財政局長は
「営業活動の効果と安全性を確保するため、
各商業銀行が2％以上の貸出金利と預金金利の差を
確保しなくてはならない。そのため、各銀行が
10.5％以上の預金金利を適用することは不適当であり、
非健全な競争が発生されるので、システム全体の安全性に影響を与える。」
と強調した。

国家銀行は「年間10.5％のメッセージ」が送信された後、
年間10.5％以上の預金金利を実施していた銀行は直ぐに調整。
先週末には一連の商業銀行が年間10.49％の金利制度を適用した。

共通点は殆どの商業銀行が3ヶ月～36ヶ月の期限に対し
年間10.49％の金利制度を適用していることにある。
大手の銀行でこの最高金利制度の利益を得るためには、
顧客は最低50億VNDを預金しなくてはいけない。

数社の民間商業銀行は預金の金額によって
特定の割合で現金を供与する制度を適用している。
例えば、OceanBankは1億VNDの預金に対して0.16％を供与する。
Bac Aバンクは長期預金に対して最大0.4％を供与する。