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2010年01月06日

ベトナム経済に存在する三つの問題


ベトナム経済の成長率は5.32%に達し、
世界的にみても高い経済成長率を記録している。
ただ、早期に克服する必要がある
問題もまだ存在している。


2009年、経済成長とともに、
工業生産も7.6%成長した。
外国投資資金は急速に減少したが、
ベトナム企業が積極的に投資したため、
投資開発全体でみれば、
総額704.2兆VNDに達し、
2008年より15.3%増加した。
国家予算収入も計画に達し、
予算超過支出もGDPの7%以下に抑制された。
また、インフレも抑制され、
2009年のCPIは6.88%上昇と、
この6年間で最低の数字である。

ただ、それらの重要な結果とともに、
2010年の発展目標に到達するため、
ベトナム経済は早期に改善が必要な問題が
まだいくつか存在している。

ベトナム経済成長はスピードアップし、
低迷時期を脱したものの、
経済成長は、主に財源力や投資資金に依存、
社会生産能力や生産効率は向上しておらず、
安定的で実質的な成長ではない。

2009年の投資資金の割合は
GDPの42.8%を占めるが、
GDP成長率はこの2年間で
それぞれ6.18%、5.32%にしか達していない。
また、競争力が脆弱な
経済分野や輸出製品もまだ多い。

ベトナム経済の構造として
農林業生産を含む伝統的な生産分野が
全体で高い割合を占める。
統計総局によると、2009年
農林水産業、工業・建設、サービスの
三つの分野での総生産は
それぞれ20.66%、40.24%、39.10%で、
この構造は2008年とほぼ同様である

さらに、三つ目の問題として
マクロ経済のバランスが
堅実的に安定していないことである。
2009年は国家予算の超過支出が
GDPの7%以下で抑制され、
輸入超過も2008年と比べ
32.1%を減少したものの、
輸出総額の21.6%を占めている。
マクロ経済の影響下において
物価も徐々に上昇しており、
高いインフレ上昇危機も存在している。



InfoTV 2010年1月6日

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