« ベトナム市場に流入する資金の源とは? | メイン | 「金」による国債の発行を検討 »

2010年01月13日

タイとの輸出競争を繰り広げるベトナム


タイ商業大学の調査結果によると、
ベトナムはアメリカ、EU、日本市場で
タイより大きなマーケットシェアを占めている。


同調査結果によると、ベトナムは
アメリカ市場で11%、EU市場で13.6%、
日本市場で13.9%のマーケットシェアを占めるが、
一方のタイは、それぞれ
11%、11%、10%である。

バンコクの工業専門家は、
アメリカはオーストラリア、ニュージーランド、
チリ、シンガポール、ブルネイ、ベトナムと
太平洋戦略経済協定(TPP)を
早期に締結する予定を背景に、
タイの商社と製造業は輸出市場で
競争力弱体化の危機に直面している。

経済専門家はベトナムが輸出分野で
最大の競争相手になることを予測した。
2010年のタイの輸出額は前年より10.5%増加し、
1669億USDになると予想している。
(2009年に1510億USD)
ただ、ベトナムは貨幣を切り下げ、
また、多くのタイ輸出者が、
FTAの優位点をまだ十分に活用しておらず、
タイの輸出成長率は予測ほど高くない。

タイ造船協会(NTSA)副会長によると、
繊維、電子、食品加工分野を含む
タイの多くの産業分野において
競争力がベトナムより
徐々に弱くなっている。

Sukij Kongpiyacharn –
繊維協会副会長によると、TTPが開設され、
アメリカ・ベトナムFTA協定締結後、
アメリカの輸入業者は
ベトナム製品を選択する傾向にあるという。



ベトナム通信社 2010年1月13日

« ベトナム市場に流入する資金の源とは? | メイン | 「金」による国債の発行を検討 »

    ・本資料に記載された情報の正確性・安全性を保証するものではなく、
     万が一、本資料に記載された情報に基づいて
     皆さまに何らかの不利益をもたらすようなことがあっても 、一切の責任を負いません。
    ・本資料は情報提供のみを目的として作成されたものであり、
     投資その他何らかの行動を勧誘するものではありません。
    ・本資料の全部または一部を無断で複写・複製することを禁じます。

運営会社編集方針お問い合わせプライバシーポリシー