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2010年01月15日

アセアン議長国時には強いリーダーシップを


アメリカ対外思想最高専門家であるGS Joseph Nye氏は、
1月13日午後、外務省役人に対し
「アセアン議長の年は、ベトナムが指導力やソフト面の向上を図るのに、
貴重な機会である。」と伝えた。


ベトナムは発展途上国の中も、印象的な成長率をあげた国であり、
気候変動に対しても積極的な態度をとってきた。
これらの行動は、自国に利益をもたらす可能性もある。
ベトナムは気候変動に対しリーダーシップの役割を持つべきである。
そうすれば、自国のソフト面での底上げも図れるだろう。

気候変動の問題への対応の仕方として、インドから学ぶことは多くある。
インドは中国を応援した時期もあったが、
自国の利益を考え観点を変え、
世界各国の支持を得て国際社会で威信を上げた。
GS Nye教授は、ベトナムがアセアンのリーダーとなり、
アセアン全体の気候変動に対応すべきである、としている。
これはベトナムがソフト面での底上げを図るにあたっての重要な要素である。
アセアンの議長年を利用し、その中でリーダーとしての役割を果たすことで、
ソフト面を強化することができるという。

ベトナムは経済発展のため、インターネット開発を有効利用してきた。
複数の新興国の一つではなく、リーダー国として考えるべきである。
ベトナムがさらなる成長を遂げ、重要な役割を持てば、
自国の利益を保護できると共に、
社会コミュニティに貢献することができるようになる。

Nguyen Thien Nhan副首相は
「アセアン地域を開発し、各国の協力を強化すると共に、
ベトナム人とベトナムの政策に対する理解を深めることが重要である。
ソフト力は国と政府各人が勉強するべきことであり、
それができれば、国をリードすることもできるようになるだろう。」と強調した。



青年紙  2010年1月15日

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