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2010年01月18日

2010年ベトナム経済 第1四半期が最も困難


経済分析業界は、ベトナム経済に明るい兆しも見えてきてはいるが、
2010年の第1四半期も、経済に関する問題は大きいため、
回復の見込みがあるのは第1四半期以降になる、としている。


Vo Tri Thanh-中央経済研究院院長によると、
2010年第1四半期の世界とアジア地域の経済は
依然、困難な状況にあるとして、
各国政府も、経済引き上げに対する干渉を
どのように撤退するかを問題としている。


政策実施 難航

国際経済の動きは楽観的になってきているが、
回復にはまだ少し掛かると見られている。

財政問題や、他の一連の経済問題、
金融市場が倒壊する危機も依然残っている。
この様な状況下でも、各政府は引き続き、
経済引き上げの策に出ているが、
インフレ、国家予算の超過支出に直面している。

問題となっているのは、そのタイミングと予算の決定で、
経済引き上げを実施すると共に、マクロ的なリスクを
避ける必要もある。経済引き上げを中止すれば、
衰退する可能性もあるため、政治的な圧力が大きい。

「1月の傾向としては、政府があやふやな態度で政策を実施している。
この状況が、第1四半期にも持ち越されているが、
今年の全体的な経済状況は、明るくなるだろう。」


マクロ的な圧力

ベトナムはこの困難な状況を避けらずにいる。
ベトナム経済は広く開かれているため、
各国の経済政策の変更に、様々な影響を受ける。

「ベトナムのマクロ経済のリスクが、2010年により高くなる」等の
経済研究業界の分析が出て来た。
具体的にはインフレが上昇する傾向にあり、高い貿易赤字も持続している。


清算バランスシートが不安定

「ベトナム政府は、2009年末の公定歩合及び為替レートの変動により、
まずマクロ経済を中心に安定させ、将来に経済が
より良く発展するために力を入れていることが分かった。」

この様な分析により、マクロ経済を安定させるため、
資金貸出、政府の消費、貿易状況が厳しく管理されている。
この動きにより、数ヶ月かけた経済発展には特定の影響を与える。

また、第1四半期に世界経済の不安定性がまだ高く、
回復が明確になっていない。
ベトナム経済は引き続き慎重に運営される必要がある。

同様の観点を持つ在ベトナムアジア開発銀行社長
- Ayumi Konishiは「ベトナム国家銀行が2009年11月25日に
資金貸出を厳しくする政策を発表したことについて、
我々は非常に歓迎している。
この動きが外貨市場とVND市場を安定させる。
今最も重要なことは、市場の動きをしっかり把握し、
適切な政策を実施することである。
我々は貨幣政策、財政政策、マクロ経済政策を
一括して考えることが非常に重要である」と述べた。



ATPVietnam.vn 2010年1月18日

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