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2010年01月25日

ベトナム 2010年に75万トンのゴムを輸出予定


2010年には世界経済が徐々に回復すると共に、
原材料用ゴムとゴム製品の輸出が有利な環境になると予想されている。


ベトナムゴム協会は、2010年にベトナムのゴム輸出が
75万トンに達し、輸出額が15億USDに達することを予測した。

2010年はゴム分野が急速に成長する年になると期待され、
30%に達する可能性が高い。

ベトナム商工省工業商業情報センターによると、
ベトナムの自然ゴムも価格が1トン2,900USDで販売され、
2008年第3四半期から最も高くなった。
そのため、自動車タイヤの生産資材の価格が
前年同期より50%近く上昇した。

国際ゴム研究機関(IRSG)によると、
2010年から2019年まで自然ゴムに対する需要は
続伸する。自然ゴムの消費は1043万トンに達し、
2009年より8%増加すると予測された。

また、世界中の自然ゴム産量の70%を占めている
タイ、インドネシア、マレーシアの自然ゴムの産量は、
2009年末の洪水の影響で6%以上減り、
2010年のEl Ninoで引き続き減らすことを予測される。

供給源が困難になった背景において、需要が急増することにより、
ベトナムのゴム輸出が第2四半期まで増加すると予測される。
特に、ベトナムの主なゴム輸出先は中国で、
中国はゴム輸出税を減らしたばかりであるため、
外国企業がゴムの購入を促進している。

商工省の統計によると、2009年にベトナムは
約726,000トンのゴムを輸出した。
そのうち、自然ゴムが90%を占め、輸出額が12億USDに達した。
これらの輸出先は、順に中国、マレーシア、台湾で、
ベトナム最大のゴム輸出市場である。



ベトナム通信社 2010年1月25日

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