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2010年03月01日

ベトナム企業の92% 2010年に高い利益成長率を期待


Grant Thornton Internationalの最新調査結果によると、
ベトナム企業の92%が、2010年には高い利益成長率に
達することができると信じており、
この数字はアジアの中で最も高かった。


同報告書によると、ベトナム企業の95%がより高い業績を期待し、
92%がより高い利益成長率に達することを期待しているが、
世界的にはそれぞれ平均で54%と47%となっている。

同調査は、世界36カ国の大中企業の7400人の経営者に
対して実施された。企業分野は、主に、
清掃技術、食品、食糧、建設、不動産、サービス、運搬、
製造、小売、財政サービス、医療、技術分野。

調査結果ではベトナムは就職、売上、利益の面で
最も高い点数を取った。
輸出、R&D (研究開発)の面では一般的な点だった。

全体の楽観に関する調査について、ベトナムは
チリ、インド、オーストラリアに次いで4位。

Grant Thorntonは「USD/VNDの為替レートが引き上げられたため、
ベトナム輸出家が2010年の成長展望について楽観的に考えている。
USDが上昇することは、Intelのベトナムにおけるチップ生産工場の
建設計画の実施を支える」と評価した。

Ken Atkinson-Grant Thorntonベトナム社長によると、
ここ最近、ベトナムにおける道路の工事、新規発電所建設計画、
M&Aが増加している。同氏は「今年中に多くの企業が
生産能力を最大限に活用する」と予測した。

アジア各国は、2010年の最大利益成長展望を有する10カ国の中で
上位に位置づけている。この上位10カ国は
ベトナム、インド、フィリピン、ブラジル、チリ、オーストラリア、
デンマーク、スウェーデン、アルメニア、南アフリカである。

他の国と違って、ベトナム経済は2009年に5.3%成長し、
失業率は予測より低く、消費は多くの地方で増加した。
ベトナム政府は今年のGDP成長率の目標を7%とした。

IMFは今年、世界経済成長率が4%に達すると予測している。



サイゴンエコノミックスタイムズ 2010年3月1日

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