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2010年04月22日

VinaSecurities VND安定化を予測


Capital Economicsの経済専門家は、
2010年VNDは安定し、年末のUSD/VNDの為替レートは、
1USD19,200VNDとなる、との予測を示した。


ベトナム最大ファンド管理会社であるVinaCapitalの証券分析部によると、
VNDは、USDに比べ上昇傾向であるという。
そのため、VNDの切下げの恐れも弱まりつつある。

先月、Fitch評価会社は、
VND及びUSD/VNDの為替レートについて、
余り信用がない、と発表した。
また、自由市場と銀行のUSD/VNDの為替レートの格差により、
ベトナム国債が消極的と評価していた。

Alan Phạm- VinaSecurities
(VinaCapital Investment Managementの子会社)によると、
現在、VNDは安定してきているという。

Alan Phạmの最新報告書の中には
「VNDの価値は、近い将来安定するか、軽く上昇する。
インフレも適切に上昇し、投資資金も安定して導入されているため、
VNDの価値は長期的に安定するだろう」と記されている。

Pham氏によると、2010年第1四半期に
ベトナムの輸入超過は35億USDを達したが、
外国直接投資資金と、在外ベトナム人からの送金が、
この不足部分を補足した。
2010年1月の債券発行も10億USD調達できた。

輸入超過、インフレ、清算バランスシートが
為替レートに一番大きく影響を与えている3つの要素である。
輸入超過の問題は、輸出促進を通じて解決できる。
インフレ上昇は3月9.46%から年末に8%以下に抑えられるだろう。

VNDの価値 安定化

銀行システム内と自由市場のUSD/VNDの為替レートの差は減少してきている。
この差の減少はVNDの安定性にとって喜ぶべき変動だ。

この差は2009年に一時12%になった。
ベトナムの外貨準備資金は、2008年の230億USDから
昨年末には150億に減少している。
原因は、ベトナム政府ができるだけ
VNDを安定させようとしたことである。
世界銀行は今年、ベトナムの外貨準備資金が175億USDになるとを予測した。

Kevin Grice-ロンドンのCapital Economicsの専門家は、
2010年3月の輸入超過の減少、
外国投資資金や在外ベトナム人送金の増加により
2010年は安定するとの予測を行った。



Vneconomy.net 2010年4月22日

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