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2010年09月17日

注目される新興国市場


2010年9月15日、英国の商業・投資機構 (UK Trade & Investment) と
Economistグループ経済情報センターは、
新興国市場に関する最新報告書を発表した。


その中でベトナムは、BRIC(ブラジル、ロシア、インドと中国)を除き、
3年間連続で、外国投資家から最も選ばれた市場である、との見解が示された。

「期待大:新興国市場とビジネス」の報告の中で、
外国投資家視点での、将来最も発展する市場に関する分析がある。

同報告書は、世界のあらゆる分野で活躍する企業の役員、
520名を対象とする調査に基づき作成されている。
調査を受けたのはいずれも、新興国でのビジネスの展開を希望している、
今後2年のうちに、展開計画を練っている、と答えた。

同書について、Vince Cable英国商業大臣は
「世界の経済の関心が、新興国市場に移動しつつある。
こうした兆候は、英国投資商業機構の報告書の中にも現れている。
英国企業も、これらの市場で活動を拡大し、
多くの成果を達するため、積極的にビジネス展開を図っている。」
と述べた。

調査結果によると、今後2年で、
投資家にとって最も魅力的な新興市場は、
中国(20%)、ベトナム(19%)とインド(18%)であった。

以下は2008年と2009年の格付けである。



年別格付け
2010年投資候補市場2010年2009年2008年
ベトナム111
インドネシア265
メキシコ335
アルヘンティナ4128
アラブ41010
南アフリカ648
ナイジェリア7212
マレーシア8512
アラビア諸国823
トルコ889


Vneconomy.net  2010年9月17日

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