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2010年11月24日

ベトナム競争力 中期発展で停滞の恐れ


ベトナム中央経済研究所(CIEM)の研究チームと
アジア競争力学院(シンガポール)は共同で
「2010年ベトナム競争力研究報告書発表のセミナー」を開催、
GS. Michael Porter がこのセミナーを専門的に指導した。


今回ベトナムで初めて、
マクロ規模からミクロ規模までの各分野での競争力を
全面的に評価する国家報告書が作成された。

これは、国民の生活の豊かを決める要素である
生産能力の形成、経済の効果を計るものである。

その中で、ベトナムは既存のものの上で成長しているため、
中期発展が停滞する可能性がある、との評価が下った。
新しい競争力で発展させられない場合、
ベトナムの効率的な発展は望めないだろう。

セミナーでは、具体的に対策について、
政策と体制を中心に改善することが勧められた。

(1)政策の改善について、
 ベトナムは教育訓練、労働人材開発、
 FDI、分野別の管理、国家管理の5つの分野を中心に改善するべきである。
(2)体制について、
 公的機関の管理プロセス、管理能力、
 権限・管理の割り当てを改善すべきである。

上記のセミナーはHoang Trung Hai副首相と
Michael Porter教授が共同主催した。

この報告は今後2年1回作成し、発表される予定である。



Vneconomy.net  2010年11月24日

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