ブルーチップ ベトナム投資ニュース

アジア開発銀行（ADB）は、
2011年以降の、アジア全体の経済成長について、
2010年よりは鈍化するものの、好調を保つだろうと予測した。
ADB は、アジア各国が投資資金の大量導入に対応するには、
為替レート政策に対する、各国間の協力が必要であると分析した。

アジア経済に関する年間報告書の中でも、ADBは
「アジア経済がV字回復する中で、
大量な投資資金に直面することになる。」と報告している。

ADBは、今年中に
アジア経済の成長率は8.6％に達すると予測しており、
今年9月に発表された8.2％を、上回ることになりそうだ。
ADBは、2011年以降のアジア経済について、
成長率7.3％と予測しており、
これは、先ごろの予測とあまり変わっていない。

ADBによると、アセアン10カ国、
中国、香港、韓国を含む東アジア経済は、
2010年に8.8％、2011年には7.3％成長するだろう、としている。
中でも、中国経済の成長率は2010年10.1％に達する
（以前の予測は9.6％）見込みであり、
2011年にも9.1％は成長する可能性が高いと見られている。