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2011年01月14日

増加ノンストップ、電化製品の輸入額


為替レートは2010年の第4四半期が
大きく変動したことで、電化製品の輸入の
伸びが制限されたが、輸入額は前年より
23%を増加しており、2011年も引き続き
増加の見込みと予測されている。


2010年の電化製品輸入総額は51.41億USDに
達すると予想され、2009年の48.69億USDより
23%増加するものと思われる。

商工省の統計によると、電化製品に対する
国内消費需要は高級電化製品、輸入製品を
中心に引き続き増加し、外国投資100%の
現地工場が経済危機後に生産活動の回復を
見せているため、外国からの部品の輸入額が
増加しているという内容となった。

2010年初頭に予想されていた40億USDと
51億USDの輸入額には大きな開きがある。
この数字はベトナム超過輸入額の一部に
貢献した格好だ。また、電化製品は中国から
主に輸入された。2009年12月からの1年で
中国からの電化製品輸入額は60%増加した。
中国製品は電化製品の販売で世界上位国と
言われているシンガポール製品を上回り、
韓国と日本はベトナムの電化製品販売分野で
中国に次いで2位と3位にランクされた。

電化製品の輸入者によると、中国からの
輸入製品は人民元で清算されることで
価格が安定している他、輸送が簡単で
製品の種類が多様、価格も安価なため
人気が高いというデータがある。

2009年からは外国企業がベトナムの
小売市場に参加することが可能となるため、
ベトナム・日本の経済協力協定(VJEPA)と
ASEAN・中国貿易協定に基づく輸入税が
段階的に減少するので、年初の6ヶ月で
電化製品と電子部品の輸入額が最低でも
5%~10%増加すると予測される。
中でも特にPCとコンピューター、テレビの
価格は国産と輸入であまり差がない。


サイゴンエコノミックスタイムズ 2011年1月14日

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