ブルーチップ ベトナム投資ニュース

アジア開発銀行の専務取締役は、
「国内300万戸への飲料水供給施設整備計画」に対して、
10億USDの資金協力プログラムを認可した。
この300万戸中、50万戸は、
上水道が整備される予定。

今回の資金協力プログラムは、
ベトナム全国への28億USD投資計画の一環で、
ADB、開発支援機関、外国政府、
水道分野財政投資機関が参加している。

国内大都市での、水道供給施設の整備・
拡大活動の支援を目的としている。
さらに水道インフラ整備を改善することで、
水道供給会社の運営能力の改善も期待するものとなっている。

現在、ベトナム大都市で多くの地域で、
水道供給施設の改善が必要な状況となっている。
末端利用者にたどり着くまでに、
飲料水の30～40％が損失されているのだ。

この国家レベルの計画は、政府目標の、
「2020年までに水道供給範囲を90％に拡大し、
　2025年までに100％を達成させる」
を実現させるための基盤である。