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2011年02月25日

難所続きのベトナム経済成長


ベトナム経済成長の質に直接的な影響を及ぼすのは労働能力、
資本金とエネルギーの利用効果が低いことである。


ベトナム経済成長の質はどのようになっているのか?
経済成長に悪影響を及ぼす要素とは一体何なのか?
これらの問題を乗り越えるには何をしなくてはならないか?

なぜ低い?ベトナム経済成長の質

統計総局によれば2011年から2010年までの平均成長率は
7.25%に達しているが、2001年から2005年までの成長率は
7.51%であり、2006年から2010年では7%となっている。

ベトナム経済成長の不安定性を証明するため、各専門家は
労働問題、貧困削除の問題、社会公平問題、環境汚染緊急問題等の
問題を挙げている。専門家たちによると環境に障害を及ぼした
経済活動は例年のGDP中で約5.5%を占めている。

ベトナム経済成長の質が低下した原因は様々だが、主なものは
労働能力に、財政力とエネルギーの活用効果が低いことである。
2001年~2010年に記録した5.13%の成長率は、ベトナム労働能力の
アジア地域での低さを示しており、中国の労働能力はベトナムの2倍、
タイが4.5倍、マレーシアでは12倍、韓国は23.5倍である。

また、この10年間で比GDPの社会全体への投資が連続して増加し、
1996年のGDP28.4%から2007年の43.1%と2008年の42.2%になった。
1997年には比GDP28.7%の投資比率により、ベトナムでは8.2%の
成長率を達成したが、2008年には比GDPの43.1%の投資比率により、
8.5%の成長率に達した。

ベトナム経済の競争力が低いため、2001年から現在に至るまで
改善を十分にできていない状況がある。
ベトナムは2009年に前の年と比較してランクを5つ落としているが、
アジア地域の他の国は逆にランクを上げている。


サイゴンエコノミックスタイムズ  2011年2月25日

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