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2011年03月14日

Moody’s 2011年越インフレ上昇率を7%維持と見込む


アメリカ格付け機関Moody’sは、
この数週間で行われた、断続的な金利引き上げについて、
商業銀行に対しての、資金貸付注意のメッセージである、
と見込んでいる。


Moody’s専門家は、
「ベトナムが実施した厳しい金融政策により、
 2011年のインフレ上昇率は、
 7%以下に抑制できる出来る可能性が高い。
 政府も、抑制に自信を見せている。」と述べた。

インフレ抑制を最優先事項として、
ベトナム政府は、物価上昇の抑制のために、様々な政策を適用してきた。

ベトナム経済の問題は主に、
VNDの弱体化、
貿易赤字の深刻化(2010年で124億USD)、
ガソリン・電気価格が3月1日から
最低15%の値上げとなったこと、などである。

ベトナムはこの3週間で、幾種類かの金利を2度に渡って引き上げた。
この動きもインフレ抑制のための対策である。

Vishnu Varathan-シンガポールのCapital Economics専門家は、
ベトナムでは、公定歩合が慣例的な政策として活用されており、
事前警報として利用されている、と述べた。

また、証券、不動産等の分野に対する資金貸付は、
厳しく制限されている。
2011年2月までで、ベトナムのインフレは、
前年同期より12.31%上昇し、
上昇率は、この2年間で最高となっている。
この数値は、アジアの諸外国と比べてもかなり高い。



InfoTV.net  2011年3月14日

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