ブルーチップ ベトナム投資ニュース

具体的には、3月中、
ベトナムは全国でFDI調達額が8.14億USDとなったため、
今年に入って3ヶ月で合わせて23.7億USDが調達できた。
新規投資案件数は173件で、増資案件は37件である。
この数字は前年同期比33％減ではあるものの、
投資資金のうち、65％が製造産業分野に投入されたことは、
注視すべきことである。

特に、ソーラー電池生産工場への投資は、
投資申請額が3億USDで、
Dong Nam工業団地の44ヘクタールという
広大な土地に工場が建設された。
一方、近年大規模投資資金を記録してきた不動産分野が3位に下がり、
投資申請額も2.3億USDに留まった。

また、年初3ヶ月のFDI実施額は、
25.4億USDと非常に高く、新申請額の23.7億USDを上回った。
これはこの近年のFDI案件では、あまり見られない傾向である。
通常、FDI実施額は、申請額を下回るのが普通である。
これは、国際経済が回復しきっていない中で、
海外投資家が、ベトナムへの投資に大きく期待していることの
表れと言えるだろう。

年初3ヶ月で、国内でもっとも調達額が多かったのは、
ホーチミン市で、調達額10億USDと新規案件数が35であった。
2位はDa Nang市で、投資申請額と増資額が3.65億VND近くに達した。

今後、首相の合意を得られれば、
Ninh Thuan省人民委員会は、
Mui Dung多目的リゾート投資計画に、投資許可を発給することになる。
同案件の投資申請額は45億USDで、
投資家はPolo Beach International Limited (香港)。
1,500ヘクタールの敷地の建設予定となっている。