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2011年04月04日

ベトナム民間企業 初の日本ODA資金獲得


3月30日、Hoa Phatエネルギー株式会社と
ベトナム開発銀行(VDB)間で、
「Coke石炭加工工場、Hoa Phat熱力発電所整備計画第2期」への
資金協力契約が締結した。


この計画への日本国際協力振興機構(JICA)からの
資金供給総額は3,190億VNDで、
15年期限の借款で、年利は9.6%。

このODA借款はVDBを通じて実施されるもので、
エネルギーリサイクル計画と、
エネルギーの効率利用を計る企業を対象とするプログラムである。

これによりHoa Phatエネルギーは、
上記条件を満たしたベトナム初の
日本からODA資金を受ける民間企業となった。

「Coke石炭、Hoa Phat熱力発電所整備計画第2期」
はクリーン技術を用いた、環境汚染保対策の整っている案件である。
第2期投資完了すれば、
石炭工場は、年70万トンのCoke石炭が生産可能となり、
発電所は、中型の水力発電所同様、
年2,600万KWの発電が可能となる。

この発電所が完成すればCoke石炭生産工場と、
Hoa Phat銑鉄工場に、充分な電気が供給できる見込みだ。



Vneconomy.net 2011年4月4日

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