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2011年04月06日

成長続くベトナム航空市場


現在、カンボジアの Skywing Airlinesと、
サウジアラビアのSaudi Arabian Airlines Cargo の2社が、
ベトナム航空総局に対し、夏を目指して、
ベトナム直行便の開設を申請している。


ベトナム直行便について、Skywing Airlinesは、
165席を有するMD83機、
Saudi Arabian Airlines Cargoは、
Boeing B747F機を利用予定であるという。

Saudi Arabian Airlines Cargoは、
5月からの直行便開設を申し出ている。
上記2社がベトナム航空市場に参入した場合、
ベトナム便を持つ航空会社は48社となる。
そのうち12社は、貨物運搬専用である。

近年、ベトナム航空市場は、
成長率10%以上を確保しており、
外国航空会社からも注目を集めている。
2011年2月、Jade Cargo International は、
週2便(木・日)を開設しており、
上海、アムステルダム、ドバイまでの航空便に連絡している。

2011年3月、中国の四川航空は、
重慶市とハノイ市間(毎週木・日)と、
成都-南寧市-ホーチミン市間で直行便(毎週月・木)を開設した。

ベトナム航空総局は、2011年の国内飛行場利用者数は、
3,760万人を達する(前年比19.2%増)と予測、
輸送貨物量は69万トンで、前年比17.5%増加を見込んでいる。
そのうち、国内航空会社の輸送量は、
旅客数で1,750万人、貨物量で219,000トン
(前年比20.9%増、16.2%増)を見込んでいる。



サイゴンエコノミックスタイムズ  2011年4月6日

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