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2011年05月10日

ベトナムは低所得水準均衡のトラップから抜け出せるか


ADBベトナム代表取締役社長は
「ベトナムは、早期に強い対策を実施すれば、
低所得水準均衡のトラップから抜き出せる」と述べた。


発展途上国は、「低所得水準均衡のトラップ」に陥っているが、
ベトナムも例外ではない。

ベトナム政府はこの挑戦を明確に認識しており、
年初から、2011~2020年の経済社会開発戦略を作成した。
国営企業を再度改善し、労働人材の質を高め、
インフラ整備に投資して開発すると決断した。


インフレについて

近頃では、外国投資資金が大量にアジアに導入されているため、
物価が高く引き上げられ、インフレも高く上昇しているが、
ベトナムは他の国とは少し違う。

ベトナムでは資金の供給が需要に対応できていない。
経済成長とともに、現在の生産能力が需要の増加に対応できない。
需給のバランスがとれないと、物価が高くなることは当然である。

また、ベトナムはオープン市場であり、
外国との貿易活動の中で、
外国から一部のインフレを輸入している。

ベトナムのインフレ上昇の原因は、
需給バランスの不均衡と、食品価格の高騰、
日用品販売があまり効果的ではないことであろう。



ベトナム通信社  2011年5月9日

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