ブルーチップ ベトナム投資ニュース

もちろん繊維・縫製製品だけでなく、
他の国内製品も消費者に愛されている。
例えば、野菜・果物は58％、電化製品は49％、
建設資材・内装資材は38％、
薬品・医療機器は26％の国内消費率となっている。
ホーチミン市のCo.opスーパーで販売している商品は、
98％がベトナム製のものだ。

商工省は、輸入品に替わって国内生産品を消費してもらうために、
様々なキャンペーンを行っている。
その中で、貿易促進の22の国家計画実施のため、
550億VNDの予算枠を設けた。

ただ、これらのキャンペーンで積極的な成果は得られたものの、
ベトナム企業が膨大な輸入品（特に中国製）に
対抗しなければならない事実は変わらない。
年初5ヶ月でベトナムは対中国貿易で、65億USDの輸入超過となっている。
田舎に行くほど、中国製品が圧倒的に消費されているのだ。

ただ、消費者に国内製品を使うことを勧め、
企業が国内市場に見合った商品を
積極的に生産することを、やめてはならない。
ベトナムは、製品の競争力を上げるため、
品質を高め、国内製品に対する信用を上げなければならない。

Hoang Trung Hai副首相は、
「消費者が母国製品を使わなければ、国は発展しない」と述べた。

その他、副首相は外国製品と競争できる製品生産を、
支援するための規定が、早晩発行されるだろう、と述べた。