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2011年07月15日

2013年までに約20億リットル ~ベトナムのミルク消費~


ベトナムのミルク消費は2004年の時点では5.8億リットルだったが、
2013年には20億リットルに達すると予測されている。


駐ベトナムTetra Pak事務局のBert Jan Post所長は、ベトナムの
ミルク消費が急増すると分析した。

全世界の食品加工産業でトップクラスのTetra Pakは「ベトナムは
メコンデルタにおけるミルクと金融活動の中心地域であり、今年の
ミルク産業では中心的な開発地域である」と述べている。

Bert Jan Post氏によると、ベトナムはミルク使用国としての歴史が
あまり長くなく、現在のミルク消費量も世界の平均基準に比較すると
まだまだ低い。ベトナムにおける一人当たりのミルク消費量は年間で
14.8リットルだが、タイは23リットルである。しかし、この数字が
ここ数年で急速に増えている。

Bert Jan Post氏は「ベトナムの生ミルク消費量は今後2013年までで
15%の増加が予測される。これはベトナムの農生産者にとって大きな
チャンスとなる」と述べた。

2011年のミルク産業の統計によれば、ミルク、特に生ミルクの需要が
世界中で増加しており、2010年の2,700億リットルが2020年までには
3,500億リットルになると見込まれている。ミルクの消費については
インドと中国が最大の市場であり、全世界の3分の1を占めている。

これからの消費者は安全面を考慮して、紙袋で包装されたミルク製品を
使用する傾向がある。2014年までは55%のミルクが紙袋に包装されて
販売される見込みだが、これが2020年には70%に増加する。


Vneconomy.net  2011年7月15日

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