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2011年08月05日

伸びるホーチミン市、FDIの申請額は70%増


最近の7ヶ月でベトナム全国へのFDI申請額は急激に減っているが、
ホーチミン市へのFDIはき伸び続け、前年同期より70%増加した。


ホーチミン市計画投資局によると、ホーチミン市は年初7ヶ月で
175件のFDI投資案件を認可しており、申請額は17.3億USD以上と、
前年同期より57%以上の増加を示している。増資案件を入れると、
ホーチミン市はこの7ヶ月で20億USD以上を調達できており、
前年同期より70%近くの増加となっている。

これを内訳で見ると加工産業・製造産業の優先分野への投資額が
全体の62%を占めており、25案件が投資許可を発給されている。

不動産分野へのFDI投資額は前年同期より減ったが、年初7ヶ月の
投資全体額の19%を占めるとともに3.34億USDに達し、7案件が
投資許可を発給された。不動産分野は加工産業・製造産業分野に次いで
投資申請額が大きい分野である。

卸・小売分野、自動車・バイク・エンジンの修理分野への投資では
47案件が認可されたが、申請額は1.41億USDにとどまっている。
教育分野は一案件しかなく、投資申請額は20万USDだった。

ホーチミン市計画投資局は年初7ヶ月でFDI投資資金が主に工業団地・
加工団地に導入されたことや、新規投資の10案件と増資の18案件を
通じて12億USD近くが導入され、前年同期との比較で11倍の増加と
なったことを発表した。

工業団地・加工団地以外に投資された残りの案件は、申請額が
6.01億USDに達しており、前年同期比で1億USD以上の増加となった。
MASD(ホーチミン市南部管理委員会)は、年初7ヶ月で新規投資案件が
12件、申請額は2.02億USDに達したと報じた。
サイゴンハイテックパークに対しての新規投資申請案件はこの7ヶ月で
2件しかなく、申請額は2,730万USDとなっている。

なお、この7ヶ月でThu Thiem団地と北Cu Chi団地への投資案件は
ゼロだった。
計画投資省外国投資管理局によると、年初の7ヶ月で外国投資申請額は
90.5億USDに達し、前年同期の75.6%相当になっている。
この中で新規申請額は76.3億USD、申請案件が504件となっており、
前年同期比でそれぞれ27.8%と33.9%の減少となった。増資申請額は
14.2億USDに達し、増資申請案件は147件である。

サイゴンエコノミックスタイムズ  2011年8月5日

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