ブルーチップ ベトナム投資ニュース

問：多くの専門家によると、ベトナムが国際社会経済に
より深く加入すると、人材の質がベトナム経済の競争力に
悪い影響を与える可能性がある。
それについて、意見を聞かせて欲しい。

答：国際経済社会に加入する時に、労働人材の質は
大きな課題となる。

ただ、近年ベトナムの労働人材の質がかなり改善されたが、
経済発展の需要にまだ対応できていない。
以前、外国の大手企業やベトナムの大手企業の
高級労働人材（CEO、CFO、CIO等）は、
通常外国人が担当していたが、ここ3年のうちに
これらの重要なポジションが、徐々にベトナム人に代わってきている。
労働人材の質を高めるには、まだ道のりが長く、
関係機関及び社会全体の努力が不可欠である。

問：ベトナム労働人材は豊富であるが、
企業は人材が不足しているとコメントしている。
これは、技能の高い労働人材のことだと思われるが、
原因は何か？　

答：ベトナムは質の高い労働人材の不足による圧力を受けている。
ベトナム人口の66％が労働年齢の15～59歳である。
ベトナムは、全ての分野に質のいい労働人材を供給することができる。

ただ、現在、ベトナムは専門性の高い労働者を養成する傾向があり、
統合的知識と技能を有し、企業の運営者となる人材が不足している。
実際、専門能力が高いベトナム高級人材を探すことは難しくないが、
CEOとして勤務できる人は非常に少ない。

問：人材の採用権があるならば、あなたは外国人を選ぶか、
ベトナム人を選ぶか？

答：人材雇用コンサルティング会社として。
我々は最良の対策を勧める。

ただ、労働人材を雇用する場合は、経費と利益を検討する必要がある。
我々の分析によれば、最近、ベトナムの大手企業
及び100％外国企業は、ベトナム人又は越僑を
CEOのポジションに採用する傾向がある。
これらの人々は、専門知識を持つとともに、
ベトナムの市場やベトナム人の消費文化を良く理解できているため、
営業活動を効果的に指導することができる。
外国企業で経験を積み重ねたベトナム人材が増加しているため、
この傾向は徐々に盛んになると思われる。