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2011年11月07日

11月CPI 急落続く


11月のベトナムのCPIは、
市場管理委員会の調整により約0.2~0.3%上昇する見込みとなった。
先日、財務省価格管理局は「11月のCPIも落込みが続く」
との見通しを発表している。


価格管理局は、市場の変動に影響を与えている原因を
主に2つ挙げている。
(1)購買力の減退
(2)日用品供給量の増加

統計総局によると、先月の貨物・サービス業の売上の増加率は、
前の月から1.55%に留まっており、
この3ヶ月で最低の数値となっている。
(9月2.18%増、8月3.59%増、7月1.7%増)

物価上昇を抜きに考えると、
今年10月までの小売総額は3.88%増に留まり、
例年の平均増加率の10~15%をかなり下回ることとなる。

一方で、CPIに一番大きな影響を与える貨物、食品の供給量が、
以前に比べ格段に増強されている。
「家禽再飼育」活動が促進された結果、
現在売り出し時期も重なって、生鮮食品の販売価格の下落続いている。

農業農村開発省の報告によると、
10月は各種肉類の加工量が、前月比約8%増となっている。
また加工前の生肉の供給源も、
輸入冷凍品の増加や、メコンデルタでの家禽、家畜の
販売促進により、大きく拡大している。

基本的には、経済の内的要素と国際物価変動の影響から、
11月の物価は、先月比微増となる見込みだが、
今後の動向は、予断を許さない状況だ。



CafeF.vn 2011年11月7日

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