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2012年01月05日

ベトナムが世界最大のビール消費国に仲間入り


日本のビール会社「キリンホールディングス」の調査結果によると、
ベトナムは世界でビールを最も大量に消費した国の中で一つとなった。


最新の統計では2010年に全世界で消費されたビールの量は
1,826.9億リットルとなっている。

2011年のビールの消費量は昨年より2.4%増え、25年間連続で増加という
記録になった。この数字は今後も継続されるものと見込まれている。

同報告書によると、ヨーロッパ、北アメリカ、大欧州のビール消費量は
昨年より減少しており、経済危機の影響とも考えられている。
しかし、この減少はアジア、ラテンアメリカ、アフリカ、中東諸国による
消費の増加で補填された。

アジアのビール消費量は614.1億リットルで昨年より5.3%増加し、世界最大の
ビール消費地域となった。アジアのビール消費量は全世界の33.6%を占め、
次いでヨーロッパが27.7%、ラテンアメリカは16.2%となっている。

第4位にランクするのは北アメリカであり、ビール消費量は全世界の14.5%で、
アフリカが5番目につけており、全体の6.1%を占めている。

中東諸国は6番目となっており、ビール消費量は全世界の1.9%にとどまった。

国別に見てみると、この8年間で最もビールを消費したのは中国だった。
中国人は2011年に446.8億リットルのビールを消費し、昨年より5.9%増加した。
これは中国経済の発展によるものであり、中流階層の増加も影響している。

2番目はアメリカで2011年の消費量は241.4億リットルだが、2010年より
1.4%の減少となった。

日本は7位で2011年の消費量が58.1億リットルに達したが、こちらも前年より
2.8%減っている。原因は人口の高齢化や消費者の好みが多様化したことである。

2010年、日本では一人当たりのビール消費量が平均454リットルとなり、
アジアで一位だったが、2011年に日本の一人当たりのビール消費量は世界で
38番目に下がっている。

ビールの消費量が最も多い25カ国の中で、消費量が急激な増加を見せた国は
ナイジェリア(17.2%増)、インド(17%増)、ブラジル(16%増)、そして
ベトナム(15%増)である。

CafeF.vn  2012年1月5日

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