38%が「賄賂問題なし」と回答~ベトナムの若者~
TI外国調査機関とベトナム調査会社が協力して調査を実施した
「ベトナム若者の公明正大」の結果で、38%の人が良い職場に入るため
賄賂を払う用意があると回答した。
サイゴンエコノミックスタイムズ 2012年1月12日
「ベトナム若者の公明正大」の結果で、38%の人が良い職場に入るため
賄賂を払う用意があると回答した。
TIによると、特殊なケースでは公明正大という規則に違反しても良いと
考えるベトナム人の若者の比率が高く、ベトナム人の若者達は経済面で
重要な意義があると判断したチャンスを生かすため、簡単に汚職行為を
実行する。
汚職防止には86%の若者が貢献できると考え、60%の人が報告すると
考えている。だが、実際に汚職行為を報告した人は全体の4%だった。
報告をしないのは「自分のことではない」という理由からのようで、
「報告しても解決できない」と悲観的に考えていることも影響している。
また、汚職の被害者と一度も汚職に関わったことのない人の考え方が
あまり違わない。つまり、これは汚職がベトナム社会で普通のこととして
考えられているということを表している。
若者に公明正大な観点を育むための重要なものは①テレビとラジオ(89%)、
②学業環境(高校、大学)、③家族(80%)、④同僚と友人(76%)である。
調査対象となった39%の人たちはインターネットが自分の観点を育てると
考えている。農村に暮らす人と貧困生活を送っている人はインターネット、
新聞、学校の影響をあまり受けない。
学校の影響は大きく、17%が公明正大について教育されたと答えているが
そのうちの3分の2は、このような教育カリキュラムはあまり効果がないと
考えており、汚職防止に関する教育は成功しているとは言えない。
若者達は汚職防止のための知識をまだ充分に身に付けていない。
汚職に関する経験を除けば、若者の答えは年配者とあまり変わらない。
学問のレベルは若者の観点に最も大きな影響を与える。知識の豊かな人は
公明正大に対して単純に考え、汚職行為を認め、報告をしない。
この調査では学問レベルが高いほど公明正大の考え方に妥協しやすいという
結果が出た。つまり、若者の存在は公明正大の考え方を促進させるために
より大きな役割を持っている。
調査はベトナム全国の社会経済エリアに含まれている12省市で実施され、
各省で3つの町と3つの村を選んだ。インタビューリストは2009年における
人口調査のデータに基づいて作成され、15歳~30歳の若者1,022人と
30歳以上の519人を対象にした。
考えるベトナム人の若者の比率が高く、ベトナム人の若者達は経済面で
重要な意義があると判断したチャンスを生かすため、簡単に汚職行為を
実行する。
汚職防止には86%の若者が貢献できると考え、60%の人が報告すると
考えている。だが、実際に汚職行為を報告した人は全体の4%だった。
報告をしないのは「自分のことではない」という理由からのようで、
「報告しても解決できない」と悲観的に考えていることも影響している。
また、汚職の被害者と一度も汚職に関わったことのない人の考え方が
あまり違わない。つまり、これは汚職がベトナム社会で普通のこととして
考えられているということを表している。
若者に公明正大な観点を育むための重要なものは①テレビとラジオ(89%)、
②学業環境(高校、大学)、③家族(80%)、④同僚と友人(76%)である。
調査対象となった39%の人たちはインターネットが自分の観点を育てると
考えている。農村に暮らす人と貧困生活を送っている人はインターネット、
新聞、学校の影響をあまり受けない。
学校の影響は大きく、17%が公明正大について教育されたと答えているが
そのうちの3分の2は、このような教育カリキュラムはあまり効果がないと
考えており、汚職防止に関する教育は成功しているとは言えない。
若者達は汚職防止のための知識をまだ充分に身に付けていない。
汚職に関する経験を除けば、若者の答えは年配者とあまり変わらない。
学問のレベルは若者の観点に最も大きな影響を与える。知識の豊かな人は
公明正大に対して単純に考え、汚職行為を認め、報告をしない。
この調査では学問レベルが高いほど公明正大の考え方に妥協しやすいという
結果が出た。つまり、若者の存在は公明正大の考え方を促進させるために
より大きな役割を持っている。
調査はベトナム全国の社会経済エリアに含まれている12省市で実施され、
各省で3つの町と3つの村を選んだ。インタビューリストは2009年における
人口調査のデータに基づいて作成され、15歳~30歳の若者1,022人と
30歳以上の519人を対象にした。
サイゴンエコノミックスタイムズ 2012年1月12日