ブルーチップ ベトナム投資ニュース

Do Nhat Hoang－計画投資省外国投資管理局長は、
外国機関から、外国投資家にとってベトナムは
まだまだ魅力的な投資先である、と評価されていることを強調した。
加工産業に対するJETROの調査では、
ベトナムは日本投資家にとって引き続き魅力的な国である、と評価されている。

日経オンラインの調査でベトナムは、
インドやタイを抑えて、生産拠点設立には一番魅力的な投資先である、としている。
消費市場としての評価は、インド、インドネシアに次ぎ、第3位であった。

現在日本は、ベトナムでFDIを実行する92カ国中、
第4位の投資額を誇っており、
投資案件1,667件が現在も有効で、投資申請額も236億USDに達している。
これらの案件は工業、裾野産業、ハイテク分野への投資計画が主である。

日本はベトナムにとって大きな投資パートナーであるが、
日本の中小企業は、ベトナムの投資に関する多角的な情報が不足しているため、
ベトナム進出に難色を示すことも多い。

この問題について、Forvalグループ会長兼社長/
日本企業協会中小企業支援特別委員会委員長のHideo Ohkubo氏は、
現在、大手の自動車会社、バイクメーカーがベトナムに進出しているため、
生産部品、電気部品等の裾野産業への投資は、
今後、日本企業が注目している分野の一つである、と述べた。

ただ、ベトナム政府はどんな分野を優先的に開発したいか具体的に定め、
それによって日本企業を誘致するべきである。
両者の意見が合致するのはベストである。