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2012年06月04日

EUの対越ODA支援 前年と同等


EUは2012年、合わせて10.1億USDの対越ODA支援を行うことを確約、
この金額は前年とほぼ同じである。
その中で、無償援助は全体の32.5%、約3億2,405万USDである。


在ベトナムEU大使-Franz Jessen氏は、
特に、国際的な経済危機を背景にして、
ベトナムは、これからもEUにとって重要なパートナーである、と語った。

2012年のEUの援助は、公的財政管理分野、経済構造改善、
民間経済セクターの開発、社会・技術分野開発を中心に行われる。

年内には、欧越間の経済協力協定(PCA)が締結される予定となっており、
自由貿易協定の交渉も開始している。
交渉は2~3年を要する見込みだ。

2011年、ベトナムからEUへの輸出額は大きく増加し、
前年比45.4%増、165億USDとなった。

EUは、2011年ベトナムにとって第2位の輸出先であり、
輸出総額の17.2%を占める結果であった。

今年の第1四半期、対EUベトナム輸出額は、
前年同期比20%増加となった。
主力製品は繊維製品、内装製品、食品などである。
この急増には2つの理由がある。
(1)EU企業が多くベトナムに進出し、EU輸出用の製品を生産していること。
(2)国際的な経済危機により、格安製品に関心が集まりやすいこと。
ベトナム製品は、価格が他国より安いため、
購入需要が高まっているようだ。



サイゴンエコノミックスタイムズ  2012年6月4日

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