« ベトナムとタイを捉えたインド、世界最大の米輸出国へ | メイン | 国家銀行、“レア”な財政データを発表 »

2012年06月21日

経済発展速度、ベトナムは22位


この順位は世界銀行が2012~2014年における
GDP成長率の予想を基に発表したものである。


世銀は世界の経済発展展望の報告書を発表しており、
その中で各国の経済成長に関する予測を掲載した。

ベトナムは今後2年間の予測で世界第22位に入っている。
世銀によると、輸出成長はベトナム経済の原動力であり
主力製品は繊維製品、石油、電気、機材など。
2012年のGDP成長率は5.7%で、2013年には6.3%、
2014年で6.5%に達することが見込まれている。

現在、経済発展の先進29カ国中16カ国はアフリカの国で
3カ国が東南アジア、中アジア3カ国、ラテンアメリカ2カ国、
中東諸国はイラクのみとなっており、3カ国がG20のメンバーだ。

また、9カ国の主力輸出製品は石油、5カ国が金とダイヤモンドで
5カ国は旅行業を主力にしている。
その他の5カ国では農業が経済発展の動力だ。

上記の29カ国中に東南アジアではベトナムの他に
インドネシアやラオスも含まれており、インドネシアは21位で
ベトナムより上の位置づけだ。
世銀は今年と今後の2年間でインドネシアのGDP成長率が
それぞれ6.0%、6.5%と6.3%に達すると予測している。

なお、ラオスは4位で今年と今後2年間のGDP成長率が
それぞれ8.2%、7.6%と7.4%。世銀はラオス経済が外国投資及び
インフラ整備により急速に発展しているとした。

GDPの成長率が最も大きいと予測されたのはイラクで、
同様の観点で見た成長率は11.1%、13.1%と11%とされている。

Vneconomy.net  2012年6月21日

« ベトナムとタイを捉えたインド、世界最大の米輸出国へ | メイン | 国家銀行、“レア”な財政データを発表 »

    ・本資料に記載された情報の正確性・安全性を保証するものではなく、
     万が一、本資料に記載された情報に基づいて
     皆さまに何らかの不利益をもたらすようなことがあっても 、一切の責任を負いません。
    ・本資料は情報提供のみを目的として作成されたものであり、
     投資その他何らかの行動を勧誘するものではありません。
    ・本資料の全部または一部を無断で複写・複製することを禁じます。

運営会社編集方針お問い合わせプライバシーポリシー