ブルーチップ ベトナム投資ニュース

ベトナム高速道路の整備は2005年から実施され、
現在までに150kmが竣工、すでに利用されている。
今後2015年までに600kmが新たに整備される予定だ。

これまでにベトナム交通省は、
Phap Van- Cau Gie _Ninh Binh、
Ho Chi Minh-Trung Luong、
Lang – Hoa Lac間で、
それぞれ4～6車線の、高速道路の整備を終えていると発表している。

建設省の統計によると、
これまでに整備された13線の高速道路の、
1km（橋と道路4車線）当たりの投資資金は1,591万USDで、
6車線の場合の投資金額は4,800億VNDであるとのこと。

1ｍ当たりの投資金額が一番高い路線は、橋梁の多い路線である。
例えば、Trung Luong－My Thuan、MyThuan-Can Tho、
Long Thanh－Dau Day間の路線では、
1km当たりの投資金額が1,700万～2,200万USDとなっている。
Ben Luc－Long Thanh間の路線では、
1km当たりの投資金額は3,700万USDであった。

その次に高い路線は、地面が弱い場所となる。
例えば、Cau Gie－Ninh Binh間の4車線、
Ho Chi Minh－Trung Luong間などの投資金額は、
1kmメートル当たり1,075万～1,185万USDとなっている。
また、Ha Noi－Hai Phong間の6車線、
Lang – Hoa Lac間の6車線の投資金額は、
1kmメートル当たり2,034万～2,586万USDであった。

1km当たり1,000万USD以下の路線は少ない。

建設省によると、ベトナムの道路整備の投資額は、
他国と比べると、大きな差があるという。

中国と比較すると、高速道路4車線への投資額は、
1km当たり1.4倍であり、
6車線の場合、1km当たり1.74倍であるという。

ヨーロッパと比べても、6車線の場合整備の場合1.63倍高い。

建設省はその理由について、
ベトナムの政策不足、企画の不適切さ、
手続きの複雑さのため、
整備期間が延長される場合が多いことを挙げている。