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2012年09月27日

CPI、脅威の10%超え


現在、経済専門家が恐れているのは9月の物価上昇を
抑制できなかった場合、年末にベトナムのインフレが
10%を超えることだ。


経済専門家のNguyen Minh Phong氏は「我々はインフレの
上昇率を10%以下に抑制できるが、期待された7.5%以下を
実現させることは不可能だ。今年の目標は物価上昇率を
9%前後に設定することが適切である」と述べた。

統計総局の統計によると、2012年9月現在のCPIは前月より
2.2%上昇し、前年同期との比較では5.13%の上昇となる。

CPIは前年の同じ時期より6.48%上昇し、年初9ヶ月で
9.96%のアップとなった。最近のCPI上昇はベトナム及び
世界規模の資金貸付政策適用が影響している。

この数字はガソリン・オイルや他の独占商品の価格上昇に
よるものと考えられる。

また、9月24日付JPMorgan Chaseの報告書によると、
9月のベトナムのCPIが予想を上回り、過去8ヶ月平均の
0.2%を超えた。報告書は年末までにCPIの上昇率が
9%に達すると予測している。

先月には多くの人々が残り4ヶ月でCPIが月平均1%しか
上昇しないと予測したため、上昇率は7.5%に抑制される。

しかし、今年の9月にはガソリン、オイル、電気料金、
医療関係の製品がほぼ同時に上昇したため、この予測は
信憑性の低いものとなった。

2012年度の計画実行に際しては、大規模な公的投資資金が
出資されている。

サイゴンエコノミックスタイムズ  2012年9月27日

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