« S&P、ベトナム商業銀行ネットワークを格上げ | メイン | 家族経営の大企業 »

2012年10月01日

2012年、対日輸出額136億USDの見込み


商工省によると、今年に入って7月までの
日本市場への輸出額は76億USD近くに達し、
前年同期比39.31%増となる、とのこと。


中でも大幅な伸びを見せたのが原油で、
輸出額は17.1億USD、前年同期比134.82%増となった。
繊維・縫製と水産物の輸出額も大幅増が続いている。
繊維・縫製製品の輸出額は10.3億USDで19.96%増、
水産物も前年同期比25.31%増となった。

これから年末にかけての対日輸出額は約6億USDとなる見込みで、
年間輸出額は136億USDに達する可能性が高い。
年次目標の110億USDを超えることになりそうだ。

長年に渡って日本は、
ベトナムにとって大きな輸出先となっている。
扱う製品は主に、繊維・縫製製品、靴、水産物、
木製品、工芸製品、野菜、フルーツ、ゴム、お茶等である。

An Giang輸出入会社社長-Nguyen Van Tien氏によると、
最近、日本への輸出品として米の量が段々増加しているという。
ベトナム食糧協会(VFA)によると、
日本と韓国は、今後ベトナムにとって
大きな米輸出先となる見込みであるとのこと。

駐日ベトナム大使館総務参事官-Nguyen Trung Dung氏によると、
ベトナム・日本経済協力協定は2009年10月から有効になった。
それから10年、日本に輸出されるベトナム製品の84.6%が免税されている。
特に、食品、水産物、繊維・縫製製品などだ。

現在、日本でのベトナム製品のシェアはまだ非常に小さい。
ベトナムでの生産規模がまだ小さいので、大量調達が難しいのだ。
また、品質が日本市場の要求に対応しきれていないのも現状だ。
今後、対日輸出を強化していくには、そのあたりの改善が不可欠である。



CafeF.vn  2012年10月1日

« S&P、ベトナム商業銀行ネットワークを格上げ | メイン | 家族経営の大企業 »

    ・本資料に記載された情報の正確性・安全性を保証するものではなく、
     万が一、本資料に記載された情報に基づいて
     皆さまに何らかの不利益をもたらすようなことがあっても 、一切の責任を負いません。
    ・本資料は情報提供のみを目的として作成されたものであり、
     投資その他何らかの行動を勧誘するものではありません。
    ・本資料の全部または一部を無断で複写・複製することを禁じます。

運営会社編集方針お問い合わせプライバシーポリシー