ブルーチップ ベトナム投資ニュース

11月2日の表敬の際、ABCグループ社長-Satoshi Wakisaka氏は、
ホーチミン市人民委員会副委員長Le Manh Ha氏に対し
上記計画についての報告を行った。

Wakisaka氏によると、海外番組の制作するにあたって、
東南アジア地域ではベトナムが最初に選ばれたという。
中でも一番関心が高いのはホーチミン市だ。
今回の訪問団はABC役員で構成されており、
ベトナムでの番組制作について調査しにきたとのこと。

日本ではベトナム旅行を希望する人も多く、
ABCは、ホーチミン市を始めとする
ベトナム旅行に関する番組を作り、
多くの日本人にベトナムの魅力を紹介したいという。
ABCは大阪にあるテレビ局で、全国放送も行っている。

Le Manh Ha氏は、ABCに対して、
ホーチミン市での番組制作に協力したい旨を述べた。
この企画が、ベトナムに来る日本の旅行会社を増加させ、
日越両国間の投資・貿易活動の促進にも繋がればという狙いがある。

同日、ホーチミン市人民委員会副委員長-Nguyen Thi Hong Hanh氏は、
大阪市対外局長-Masayuki Kusumoto氏に面会した。
Kusumoto氏を始め多くの大阪市の職業訓練センターや
企業代表団がベトナムを訪問した。

今回初めて「Japan Osaka留学フェアと職業訓練セミナー」が、
ホーチミン市で開催された。

Kusumoto氏によると、現在、大阪府には1万人以上の留学生がいるという。
その中でベトナム人留学生はわずか200人ほど。
若年人口の多いベトナムにしてこの数字は、まだまだ少ないといえる。

また現在、多くの日本投資家がベトナムに高い関心を持っているという。
今後、大阪から多くの中小企業がベトナムに進出する可能性がある。
ただ多くの日系企業で、ベトナムでは
日本語能力のある人材、
技能のある人材が少ないとの意見が寄せられた。