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2012年12月10日

ベトナムで中流階級が急増


現在ベトナムで中流階級とされる国民の数は、約800万人にのぼる。
この数字は、2020年には約4,400万人となり、
2030年には9,500万人に達すると予測されている。


AC Nielsenの最新報告によると、2011年~2016年にかけて、
最も急速に発展するのはアジア・太平洋地域であるという。
この地域のGDP平均成長率は6.5%で、今も世界一である。
ベトナムでは、このスピードが経済発展エリアの平均成長率より50%も高いため、
中流階級が急速に形成されつつある。

AC Nielsen代表者は、
「2020年までに、アジア地域の中流階級と言える人数は、
ヨーロッパや北アメリカ地域の総数と同様になるだろう。
これこそが、将来的な購買力の引き上げに重要な要素となる。」と述べた。

国際協力開発機構(OECD)の評価によると、
中流階級とは、1日一人当たりの消費が10~100USDになる家庭を指すという。
現在、ベトナムの中流階級は約800万人であるが、
2020年までには4,400万人、2030年には9,500万人に増加する見込みだ。


(中流階級の消費が最速で増加)

中流階級の急増は、ベトナム市場の発展潜在力が大きいことを表している。

AC Nielsen は、
「中流階級の急増が購買力を引上げ、将来的な消費力も大きく拡大することになる。
 なぜなら、中流階級の消費比率は、他の階級より高いからだ。
 この10年で中流階級家庭の消費が一番早く増加している。」と評価した。



InfoTV.net  2012年12月10日

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